MuON Newsletter No.4 - 1993年 6月 5日脱稿 - より

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 おじさんの FE レイアウト奮戦記その後

  河口 忠志(OJIN)<ojin@erehwon.org>

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>> FE、あれから <<

早いもので、MuON Newsletter Vol.2 に拙文を書かせていただいてからもう 8カ月になります。
上のリスト* をご覧ください。あの時のバージョンは 1.2b2 でしたから、ForceEngine は 僅かの期間でなんと 11回!も進化を遂げた訳ですね。(*βバージョンも含みます)
フリーウェア、シェアウェアは一般的にバージョンアップが頻繁ですが、それにしても作者の上田篤史さんの精力的なご尽力には頭が下がります。市販製品の SYSTEM7、漢字Talk7への対応の遅さを思うと複雑な心境です。多分、作品に対する愛情の差なのでしょうね。



>> About な日 <<

上田さんが MuON の会員であるのを良いことに、私は FE に無理なお願いをしてしまいました。忘れもしない、昨年 11月 2日の事です。クワドラ・コンパチ・プロジェクト第一段の FEデータのまとめがほぼ完了し、いざアップロードしようという段階で、何か MuON のマークの入ったかわいい絵を表示出来ないかという案が持ち上がりました。厚かましくも申し出たこのお願いに上田さんはふたつ返事で応えて下さいました。そして僅か二日後、11月 4日の深夜に About 画面に好みの絵を表示出来るバージョンを送っていただいたのです! 感激、の一言でした…。



>> えっ、絵〜day <<

それから 2カ月後、FE 1.4 のβバージョンがリリースされました。我々の知らない間に、上田さんの中で恐るべき構想が生まれ着々と進行していたのでした。それは、大リーグボール 1号*、ぢゃない、画像データベースです!(*星飛馬を知らない人、呆れた人、ごめんなさい。:-) )
フリーウェア唯一の日本語カード型データベースがついに画像フィールドを扱えるようになったのです。コピー&ペーストで簡単に PICT を張り込めるこの機能(サイズは枠に合わせて自動調整してくれます。縦横比固定も可)は ForceEngine の利用価値を一気に高めてくれました。上の図のような写真入り名簿* も簡単に作ることが出来るのです。しかもサクサク FE の軽快さはちっとも損なわれていませんでした。
(*MuON 会員の Nifty メールアドレスです。従来からの FE のオプション機能で簡単にメールを書けます。右下の絵は、前述した About 表示です。)



>> 機能と(が?)違う今日の FE <<

バージョンアップする毎に新らしい機能の追加と細かい仕様の改良を重ね、FE は益々便利なソフトに成長しました。現在('93/06/05)の最新バージョンは 1.4.3 です。詳細についてはマニュアル* を読んでいただくとして、どんな風に変ったのかちょっと覗いてみましょう。

以前には無かったフィールドタイプが何種類も追加されていることに気づかれると思います。日付、ポップアップ、計算式をサポートした数値フィールド、そして前述の PICT フィールドが扱えるようになりました。文字フィールドの柔軟性も増し、5つの機能がアサイン出来る 2個の Fボタンも追加されました。ベースファイル作成時の使い勝手も向上しています。個人で使うデータベースにはほぼ 100点満点の性能を備えたと言っても過言では無いでしょう。
(*私もそうですが、Mac のユーザーにはマニュアルを読まない人が多い。Nifty のフォーラム等で質問する際には、事前にマニュアルに載っていないか確かめましょう。それが最低限のエチケットではないでしょうか? :-) )



>> ベース作りで Happy holiday <<

新しいフィールドが増え、いろんな事が出来るようになって FE のベースファイル作りの楽しさは倍増しました。グリッドオプションが付いたのでフィールドの位置合わせもらくちんです。FE を持っていながらベースファイル作りの楽しさを味わわない手はありません。食わず嫌いでまだやっていない人は是非試してください。ホント簡単ですよ。

大したものではありませんが、ご参考までに私の取って置きの○秘テクニック(笑)をご披露いたします。

上の図は FE が標準でサポートしているフィールドタイプをベースファイルに並べた画面です。矢印で示したおかしなフィールドがありますね。
[1] は文字フィールドのフィールド名の部分だけをカード内に入れ、データ部分を見えないようにしたものです。カードの右側でしか使えませんが、何かのメモを表示させたい時に便利で使っています。矢印のフィールド自体も同じ方法で作りました。
[2] は行数を指定した文字フィールドのフィールド名の表示幅を 0 にしたものです。連続したフィールドで、最初のフィールド以外は項目名を表示したくない場合に便利だと思います。私は FE の文字フィールドの上限である 254 byte を超えるデータを、疑似的に連続しているように見せる時に使っています。フィールド名の最初にスペースを入れないとフォントによってはちらりと見えてしまう場合があります。

FE は自由度が高いので、いろいろなレイアウトが楽しめると思います。皆さんも楽しいベースファイルを作ってどんどんライブラリにアップしましょう。:)



>> 来るべき世界 <<

上田さんの熱意とアイデアは留まるところを知らず、ForceEngine はさらなる進化を目指しているようです。今年の秋、遅くとも年末までには、本格的な業務ユースにも耐えるバージョンのリリースを予定されている、との極秘情報を入手しましたので、ばらしてしまいましょう(笑)。
このバージョンは営利目的での使用を考慮に入れてシェアウェアにされるそうです。フリーウェアも勿論バージョンアップ、サポートを継続し、両者のデータ互換性は保つ方針だとうかがいました。
さて、どのような内容になるのか?………下の図* を見て想像してください。凄いでしょう!



え?わからない? う〜ん、あんまり喋ると上田さんに叱られるしなぁ(笑)。「限りなく RDB に近いカード型 DB」とだけ言っておきましょうね。:)
(*βバージョンですので、正式リリース版では変る可能性があります。)



拙い作文に最後までお付き合いいただき有難うございました。事実誤認、不適切な表現も多々有ろう事と存じますが、どうぞご容赦ください。最後になりましたが、ご苦労をかけた MuON Newsletter 編集局のみなさまに御礼申し上げます。

(1993/6/05)


おじさんのFEレイアウト奮戦記
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